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Concept

樹ガーデンストーリー

鎌倉カフェテラス樹ガーデンの敷地は、元々株式会社⽇ノ樹創業者の別荘であった所です。

ロケーションが、北鎌倉から⾼徳院(⼤仏様)に続く裏⼤仏ハイキングコースに隣接していることから、ハイキングの途中で怪我や道に迷われる⽅、またお ⼿洗いを必要とされる⽅達が度々訪ねてこられました。このため、救護等も兼ねたお休み処が必要ではないかと考え、⼩さなテラス席を設けたのが始まりです。

オーナーとスタッフの実質⼆⼈で休⽇を利⽤して作り上げ、現在の形になるまで約20 年程の年⽉を要しました。そして何よりも⾃然の原⾵景を⼤切にしたいとの考えに基づき、テラス席は⼭の地形に沿った形にしてあります。

この⼟地には、鎌倉特有の⼭野草(⼭百合、えびね蘭、春蘭)なども⾃⽣しており、四季折々の⾵景が楽しめます。また、お天気の良い時には正⾯に富⼠⼭も望むことができます。2012年からは樹ガーデンの⽣態系調査を⾏い、その結果、外来種も⾒られたため、本来の鎌倉の森を復元させる作業も⾏っています。

約6000m²の敷地内には約340本の中・⾼⽊(樹齢10〜40年)と多数の低⽊(樹齢1〜5年)が⽣育し、それらの樹⽊が吸収するCO2の年間固定量は約3.6tと試算され、カーボ ンニュートラルに貢献しています。2019年には台⾵19号と楢枯れ被害により樹齢60年の⼤⽊を含む20本もの⽊々が倒⽊被害を受けたため、新たに50本の樹⽊を植樹して森の再⽣を図りました。